
谷山恭子個展「Ubiety ー 所在について」
開催日時:2014/10/21 - 11/9–
この度、HAGISO(HAGI ART)では、谷山恭子個展「所在について」を開催いたします。
谷山は、自分の居場所=「所在」というコンセプトをめぐり、様々な地でその都度手法を模索しながら問い続けている。
今回は、HAGISOの緯度経度の座標を使った新作の発表に加え、「One’s ubiety ある人の所在」という、参加者の所在を問う、谷山の長期プロジェクトの一端を展示します。
谷山恭子個展「Ubiety – 所在について」
2014年10月21日[火] – 11月9日[日]
12:00 – 21:00
月曜休(祝日の場合翌火曜休)
【クロージングイベント】
11月8日(土)21:30 – 23:30
HAGI BAR:Taniyama Night
鳴川肇(建築家)× 桑原茂(建築家)× 谷山恭子
土曜日の夜、21:30からオープンするHAGI BAR。
11/8はTaniyama Nightと称して、作家の谷山さんとゲストによるトークを行います。
作家とお酒を交わしながら気軽に話せる夜、ぜひお立ち寄りください。
ドリンクキャッシュオン制
※1ドリンク(¥500 ~ )のご注文をお願いいたします。
私が今立っているこの場所はどこなんだろう?
生後すぐから幼少期、マレーシアのボルネオ島で過ごした後、見知らぬ土地に帰国してからの疑問が今もまだなお私の中でこだましている。私は、自分の居場所=「所在」についての実感を持ちたいという思いから作品を作り始めたのだと思う。
地球上の今居る場所を表す緯度経度の座標に世界を落とし込むと、それぞれの地点はだたの数字の羅列となり、等価に見えてくる。
でもあらゆる地点には私の知らない誰かのドラマや歴史が潜んでいる。
私が表したいこと、それは今と昔を繋ぎ、今自分が立っている場所と時をしっかりと感じること、「生きている」ということを改めて見つめること。
— 谷山恭子
谷山恭子 Kyoco Taniyama
1972年 愛知県出身東京在住。
「所在」をテーマに、地球上の今居る場所を様々な方法で体験する方法を試みている。2011年以降、緯度経度の座標を作品に取り込んだ作品を発表している。
主な展覧会・プロジェクト
2001年「美術館を読み解くー表慶館と今日の美術」東京国立博物館2007年「attempt」カスヤの森現代美術館
2010/13年 瀬戸内国際芸術祭
2013 ~ 2013年 Asian Cultural Council Fellowship
2014年「ミーツ・アート」彫刻の森美術館