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トーク:世界の建築アーカイブから〜8カ国40カ所の事例報告〜
開催日時:2015/05/25近年、「アーカイブ」という言葉が注目されているようです。デジタル・アーカイブという言葉を耳にされたことがある方も多いでしょう。では、「建築アーカイブ」と聞いて何を思い浮かべますか? 図面でしょうか、模型でしょうか。展覧会でしょうか、博物館でしょうか。実は、世界にあまたある建築資料には、いろいろな種類のものが含まれ、管理している組織の性格も様々です。今回の企画では、アメリカの議会図書館・美術館・大学図書館・建築事務所、ヨーロッパの博物館・私的財団などなど、2013年から2014年に研修・調査を行ってきた、8カ国40カ所に及ぶ海外の建築アーカイブの現状について報告を行います。コメンテーターに伊村靖子(国立新美術館美術資料室)・齋藤歩(学習院大学アーカイブズ学専攻)両氏を迎え、その報告にコメントをいただきつつ、これからのアーカイブの在り方を考えます。[藤本貴子]
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世界の建築アーカイブから − 8カ国40カ所の事例報告 −
2015年5月25日(月)
19:30 open/20:00 – 22:00
予約不要(ドリンク代として500円いただきます。)
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略歴:
藤本貴子
文化庁近現代建築資料館研究補佐員。磯崎新アトリエ勤務のち、文化庁新進芸術家海外研修員として建築アーカイブの研修・調査を行う。
伊村靖子
国立新美術館学芸課美術資料室研究補佐員。2013年京都市立芸術大学大学院にて 博士号(芸術学)取得。『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社) 共編の他、2014年に「美術と印刷物―1960-70年代を中心に」展(東京国立近代美 術館)の企画に参加。
齋藤歩
編集者。女子美術大学非常勤講師。学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士後期課程。研究テーマは「建築レコード(Architectural Records)」。論文=「建築レコードの目録編成モデル──『スタンダード・シリーズ』から考える」(『GCAS Report』Vol. 3、2014)。